2009/05/02

レッドクリフ パート2

2009年5月1日、有楽町TOHOシネマズは20:30の回を見に行きました。今まで見てきた映画(といっても100本弱ですが)の中で最悪に位置づけられました。「俺の三国志を台無しにしてくれた」というのが正直な意見です。

三国志について知識を持っている方は、おおよそ同じような意見になるのではないでしょうか。既成概念として出来上がっている人物像や歴史観という主観的な部分を覆された上、ジョン・ウーへの反論の場が与えられないため(映画のため当たり前なのですが)、やるかたない不満が腹の底にたまります。

君主と家臣の間にある礼や仁、紙や火薬や鐙(あぶみ)の使い方、中国南方文化と北方文化など、歴史的潮流や文明、文化について、リアルには描かれておりません。おそらく、そうした細かい点は、美しい映像や人的交流を描くに不適だったのかと思います。

既成概念を取り払い、『ナルニア国物語』や『天と地と』と同じジャンルとして見ればそこそこ楽しい映画かもしれません。しかし、様々な点がデフォルメされており、一方で訴えかけるメッセージ性も無いため、ストレス解消以外には得られるものは無いでしょう。勿論、三国志好きは見ないに限ります。

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